トラスタスは、「人が中心」をベースに「Webクリエイティブ領域のSES事業」、「Webブランディングコンサルティングサービス」および「IT技術者のキャリアデザイン支援」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開しております。
経営理念を刷新し、新たなトラスタスになること。
株式会社トラスタスは経営理念を刷新し、組織一丸となって新たなチャレンジに乗り出す決意を表明。
企業の基軸となる「経営理念」と「経営ビジョン」をインタビュー形式で思いを伝えます。
「愉」には自ら追い求め
湧き出る好奇心を追求するという意味
トラスタスの社員には、自ら好奇心を持って
「愉しんで」ほしいという想いを込めています
Interviewer : 佐藤理香
大前提としてお話ししたいのは、3つの経営理念に共通する「愉」という漢字について。
「楽」が、与えられたり決められた枠内で楽しむことを指すのに対し、「愉」には自ら追い求め、湧き出る好奇心を追求するという意味があります。「社員の成長が会社の成長に繋がる」という考えから、トラスタスの社員には自ら好奇心を持って「愉しんで」ほしいという想いを込めました。
社員には、自分の成長を実感してほしいと考えています。それは、小さな喜びや成功体験を積み重ねることが自信に繋がると確信しているからです。人は、誰かに感謝されたり褒められることで自信が持てます。
私が常に社員に言っているのは、「相手の役に立つと思ったら、まずは伝えてみなさい」ということ。それはどんなに些細なことでも、相手の気づきになるからです。
また自分が知らない場面においても「知らない」ということを素直に伝えること。「調べたのですがわからなくて」と伝えることで、相手が教えてくれる場面もあるはずです。まずは言葉を発してみて反応を得る。このコミュニケーションが、スキルアップの愉しみに繋がると考えています。
多くの方は、「コミュニケーション力」を「楽しい場面で上手に会話できること」と理解しているようです。しかし私は、ピンチに陥った時にその状況を正直に伝えることができるかどうか、また手を差し伸べてくれる相手がいるかどうかで、コミュニケーションの得手不得手を判断しています。
社会生活を送る中で、時には耳の痛いことを言われることもあると思いますが、そんな時には冷静に相手の立場に立って考えてほしい。「言う方もきっと辛い」ということに思い至れば、相手と距離を置かずにいられるはずです。
人は追い込まれると視野が狭くなってしまうものです。そういうときにこそ、頼れる人は誰なのか、というところに気づいてほしい。コミュニケーションを愉しめれば、どんな場面でも前向きな考えを持って対処できるはずです。
これからトラスタスは、新たに自社サービスを立ち上げていきます。
その際、社員も一緒に企画や展開に加わってほしい。自分たちの手がけたものが世に出て、認知され、評価を受ける。その充実感を味わってもらいたいのです。
トラスタスの社員には、「自分が会社を運営していく」という意識を持ってほしい。私たちは、ビジネスを愉しめる人材を育てていきます。新規事業が立ち上がる時に、「リーダーにふさわしい人材が多すぎる」という悩みが生まれていたら幸せですね。
会社の設立から3期目までは、「社員個人への支援」に主眼を置いていましたが、今期からは「社員の成長を促す組織づくり」に着目しています。その基になったのは、社員一人ひとりの成長が、会社の成長やブランディングに繋がるという考え方です。
情報発信やブランディング、組織づくりという視点と、その重要性を私に気づかせてくれました。
Interviewer
Introduction
佐藤理香