トラスタスの社員は、自ら行動し社員セミナーとして、自分の持っているスキルを社員へ共有化を図り、組織全体を強化しています。
ディレクター&デザイナーが現場の問題点を改善!
2019年4月6日(土)
開催後インタビュー
今回のディレクター&デザイナーセミナーは、両方の立ち位置でセミナーを行ったのですか?
デザイナー
そうですね。制作を行う上でWeb現場ではディレクターとデザイナーの意見のすれ違いや、「そんなこと聞いてなかった」、「このようなつもりでデザインをお願いしていない」などさまざまな問題が発生しています。
新人ディレクター、新人デザイナーが現場でどの様に考えれば、お互いに認識齟齬無くコミュニケ―ションを取ることができるか。
お互いの事を知るための第一歩としての講義として考えました。
現場では、どのような問題が起きているのですか?
ディレクター
問題がよく起きるフェーズは、デザインフェーズです。
本来のデザイン意図とは全く異なったデザインが、デザイナーから上がってくることが常々あります。
ただ問題が起こった時、自分の立ち位置からだけで物事を見ても相手への不満が募るばかりで、良い方向へ向かう事はありません。
意図したものと違うデザインが上がってきたときは、ディレクター側からの情報共有不足という事も往々にしてあります。
お互いが何をやっているか、何を求めているかを理解することにより課題が見えてきます。
セミナーの中では、どのような部分を重点的に伝えたかったのですか?
ディレクター
セミナーで重点的に伝えたのとは、デザインフェーズの解決策ですね。
ディレクターの仕事、デザイナーの仕事を説明したうえで、お互いがやらなければいけないことを理解し、この時はこれができていなかったから問題が起きたと言う事例を出しました。
その事例に対して、実際に業務上で役立った解決策(デザインコンセプトシートの作成やキックオフMTGの重要性など)を伝え、互いにやるべきことをやり、かつ、全員がゴールに向かって同じ方向性を持つことで問題は解決できることを伝えました。
解決策は現場ごとに色々とあると思いますが、今後、この現場ではこう解決したなどのナレッジを貯めることができれば面白いかと思いました。
セミナーを行ったうえで、みなさんはどのような感想を持たれていましたか?
デザイナー
セミナーが終わって、自分としては本当にこれで参加者の役にたったのだろうかと言う感覚はあります。
自分としても初めてのセミナーであり、まだまだ試行錯誤して内容をより良くするためにもっと現場で経験を積み、次回はより実のあるセミナーにできればと思っています。
ただ、今回の参加者はWebデザイナー、Webディレクターとして経験が浅い参加者だから、自分たちの環境が本当にそれぞれの職種として正しい環境にあるか、悩み試行錯誤している状態でした。
しかし、今回のセミナーで問題解決に対する事例など上げられたことで、一つでもそれぞれの現場に持ち帰ってくれたら今回のセミナーは十分に意義があったと思います。